こんにちは。会社員DTMerのとーじです。
Samsungの「Galaxy Note」シリーズのペン「Sペン」の使い勝手は、一般的なスタイラスペンと比べて明らかに良いです。具体的には、
- 完璧なパームリジェクション
- ペンを充電する必要がない
- 本体にペンが収納できる
- プリインアプリが使いやすい
などがあります。
ポイント1:完璧なパームリジェクション
パームリジェクションとは?
「ペンを持つ手が画面に触れても無視する機能」を「パームリジェクション」といいます。
一般的なスタイラスペンを試したことがある方なら知っていると思いますが、スマホの画面はスタイラスペンと指を区別することができません。例えば、画面の2ヶ所に触れているとき、それが指とペンなのか、指2本なのか区別することができません。
なぜパームリジェクションが必要なのか?
通常、紙にボールペンなどで書くときは、ペンを持つ手の小指側を紙に置いて安定させますが、同じ要領でスタイラスペンを使うと、画面に置いた手もペンだと認識してしまいうまく書けません。
パームリジェクションがないと、ペンを持つ手が画面に触れないように注意して書く必要がありますが、さっとメモを取りたいとき、スマホの画面に手を触れずに書くのは意外と難しいものです。僕は思うように書けずにストレスを感じることが多かったです。
このような書き方をしているシーンの例は、毛筆で書くときです。書道か絵画ですね。
パームリジェクション機能のあるアプリもある
ソフト的にパームリジェクションに対応したアプリもあります。「INKredible」というアプリです。こちら使い始めは感触が良かったのですが、時々は手をペンだと認識してしまうことがあり、やはり完全な区別は難しいのかなという印象でした。
パームリジェクションさせるには
電源を持ち、指のタップとは違う信号をスマホに検知させられるペンを「デジタイザーペン」といいますが、これを使います。Appleの「Apple Pencil」も充電式ですので、デジタイザーペンと思います。ただ、デジタイザーペンは端末(スマホやタブレット)に合わせて作られているそうなので、好きなものを選んで使うのは難しそうです。
Galaxy Noteシリーズのパームリジェクションが良い点
Galaxy Noteシリーズのペン「Sペン」は、デジタイザーペンだと思うのですが、充電ケーブルをつなぐ必要がありません。本体に収納すれば良く、ペンを充電しているのかどうかもよくわかりません。手間がかからないうえに、パームリジェクションは完璧です。
《参考:7歳の息子はガッチリと手をつけて描いてます》
ペンがオプションのモデルでは、ここまで快適にはいかないでしょう。